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記憶のかけら

静かな朝
鳥の声がきこえた
部屋は薄明かり
カーテンは閉じているので朝日は見えない
ストーブの暖かさのなか横になっていて
寒さを感じないからか
夏休みの気持ちになった
鳥の声をききながら
この夏休みは子どもの頃かな


店の本棚に並んでいるのは
小説、画集、珈琲の本‥
いくつかの絵本から、昨日話題にあがったのはセンダック
ちいさな豆本
チキンスープ ライスいり
子どもの頃家にあってよく読んで、だけど全然意味がわからなくって‥
そんな風に話しかけてくださって
ああ、そのひとの記憶と店の一部がいま重なったんだ
そのことに嬉しくなる

店に訪れてくださる方々は様々
男のひと、女のひと、おじいちゃん、おばあちゃん、こどもたち、赤ちゃんを抱いたママさん‥
みなさんそれぞれに毎日があって
店という場所で時間が重なる
一休みの時間に
ささやかに記憶が重なることがあって
それは
店に置かれるもの、流れる音楽、壁の色
日暮れの光、珈琲の名前、お菓子の焼ける匂い
きっかけはそれぞれに違う
いま 思い出すこと


年内の営業は今日でさいご
どんな一日になるだろう




































by shokanshu | 2018-12-29 08:30