月と星のこと

今夜は満月だそう
見上げると
なるほど、まんまるお月さま
狸はどうしているだろう

日々は色々
同じ場所へ通う毎日に起こる出来事は様々で
だけど
不思議と繋がりがあることに時折気づく
流れというか

タイに想いを馳せて過ごすと
タイ珈琲のご注文をいただく
きらきら星をギターで弾いたなら
星の名前をもつお客様がご来店
気を寄せるのか
引き寄せ 響き合う

今夜は満月
遠くの虫の声が
東高円寺
窓の向こうにきこえていますよ

目をとじて 眠る前
浮かぶ景色は
満天の星空












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by shokanshu | 2018-08-27 00:18

夜風にのって

白い花

行きたい場所がいくつかあるけれど
今夜はここにじっとして
自分のために曲を選ぶ
今夜聴きたい曲は何?

身近なひとが歌う声
大切なひとからの手紙をもう一度開く
読みながら浮かぶ顔は
遠い記憶ではなくて
すぐそばにある
ここで会った顔
それから
出逢ったときの顔









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by shokanshu | 2018-08-24 23:45

二十歳のピアノ

部屋の片付けがはじまって
目についた昔の手帳
捨ててしまおうと手に取ったけど
開いてみるとなかなか面白い
19-20歳のわたしの言葉を夢中で読んでしまった

そうそう、あのときああだった
憶えてる あの日の灯りとか

そばにあった何冊かの手帳にも手を伸ばし
昨夜は、二十代を振り返る夜になった
ずいぶん遠くに感じるし
まるで別人のようにも思えるのだけど
憶えているからなぁ


今日はopen前の店でDMデザインの打ち合わせ
仕事を頼んでもらえてとても嬉しい
「喫茶εデザイン室」初仕事
終えて、ゆっくりおしゃべり
部屋の話になったりして
『Tokyo Style』を懐かしく眺めた

それからご来店くださったお客様は
ちょうど二十歳の若者で
昨夜読んだ自分の日記が頭に浮かぶ
みんな別の人生だけど
どこかきっと、似ているんだろうなぁ

二十歳のピアノ
ショパンの「別れの曲」は今も練習している
今夜は
二十歳のテーマ曲の一つ
「IT NEVER ENTERED MY MIND」を聴く
はじまりのピアノがとても好き














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by shokanshu | 2018-08-21 22:44

ドミニカ

友人が珈琲豆をくれた
彼女が焼いた 深煎りの豆
以前にはエチオピアをいただいて
そのときも わぁ、香りがすごい!と感じたのだけど
今回も同じフレーバーがある
珈琲はいれるひとでも味が変わるけど
焼くひとでも変わる
そのひとの味になるから面白い
ああ、美味しい珈琲

ピアノに触れるとやわらかい音
カラスの鳴く声 蝉の声
今日はずっと薄曇り さっき雨も降った
出掛けようか
雨の日は
ゴーサインでしょう
















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by shokanshu | 2018-08-20 16:41

Lascia ch'io pianga

帰宅したら
ラジオから好きな曲がはじまった



ドリトル先生を読み終えて
[ ε ]は
旅に出ようと思う

船出の朝につくった珈琲は「森の香り」
マンデリンがベースのブレンド やわらかい苦み




ラジオから続く音はフランスの言葉
それから
トランペット ヴァイオリン 太鼓の音も

サンクジュイエ
今聞き取れた音
cinq juillet
7月5日?
ドラドレソン
ブネボワ
??
聞き取りは難しいなぁ


夜が更けていく

























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by shokanshu | 2018-08-15 23:48

自転車で荻窪

定休日
店の片付けの続きと
すこし念入りな掃除機かけ
ルールは“CD一枚分”
いくらでもやることはあるから
CD一枚分と決めてみた
選んだのはデリカテッセンのサントラ
のこぎりの音がポワワンと響く
映画一本聴いているうちに
きりよく片付けもひと段落

帰宅
洗濯機をまわし
シャワーを浴びる
引き出しに眠っていたワンピースを被る
明るい青色の地に、花柄
左裾にスリットが入っているのだけど
上のほうまで破れているのを知っていた
今日はこのほころびを直そう
湯を沸かし、珈琲をいれる
コスタリカ アギレラブラザーズ
アギレラという兄弟に想いを馳せながら
ワンピースを着たまま繕った

薄曇りはチャンスと思って
自転車で行くことにした

まずは高円寺の北口へ
aさんが写真を展示しているという
会場はカフェギャラリー
水出しのアイスコーヒーを頼み
彼女の作品を眺める
様々な制作に意欲的なaさん
キラキラと屈託なく「アートが大好き!」といつも話してくれる
聞いていて
わたしは爽やかな心地になる

駅前を自転車で行く
どこからか歌う声
休日の街 すれ違う人
高円寺
高円寺かぁ…

目的地は図書館
青梅街道を左へ入ってすこし行く
通りを眺める
あ、いつかここはジャスミンが咲いていた
あれはいつだったかな

井伏鱒二の『黒い雨』が読みたくて
全集の中から探すが見つからない
見つけたのは『高円寺スケッチ』
先ほどの駅前を思い出した

借りたのは四冊
『井伏鱒二画集』
『井伏鱒二と戦争』
『ドリトル先生アフリカへ行く』(井伏鱒二・訳)
『須賀敦子の手紙』
荻窪の図書館で、井伏鱒二研究
井伏鱒二を通して、戦争を考える
『須賀敦子の手紙』は休憩用

『黒い雨』は見つからなかった
古本屋さんを覗いてみよう

図書館を出たら雨
ちょうど降りだしたよう
閉館の時刻だし、戻る訳にもいかない
そうだ、雨宿り
雨宿りの喫茶店
ミニヨンへ向かった

お昼を食べてなかった
チーズトーストとホットミルクを注文
ささやかな話し声とクラシックの曲を聴きながら
読みかけの本の続きを読んだ



















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by shokanshu | 2018-08-12 23:07

雨宿りの喫茶店

ごろごろ‥とカミナリがなって
振りだした雨
通りには色とりどりの傘が行き交う
雨に似合うのは‥曲を選んで
お茶をいれたら窓辺の席へ
頬杖ついて 雨垂れを眺める
目についた本を手に取って開く
『みてまわる日々』 堀井和子さん
写真やスケッチされた絵、言葉を眺める
フランスの写真からは
いつかの一人旅を浮かべた
軒先に並ぶ古本の箱や、暮らしに心地好く馴染みそうな編みかご
切り取られた風景
ああ、その周りも見たくなっちゃった
広がる景色
そこへ行ってみたくなる

パラパラとめくって、終わりのページに見つけた言葉

「年を重ねると、できないことが多くなってつらいなぁと思うことがあるし、めげることもあるけれど、私の中で、受け止めた刺激が年月をかけて育っていて、ふと一つにつながるなんて、やっぱりすごくうれしい。アートが何かわからなくてもいいような気がしてきた。こんなふうに色や形に夢中になりながら年をとれるなあと元気が出てくる。」




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by shokanshu | 2018-08-11 16:09

I WANT YOU

ボブ・ディラン
ご近所さんにいただいたレコード
とても可愛いリズムにのって
I WANT YOU
I WANT YOU

ボブ・ディランは二十歳の頃の武蔵境
玉川上水沿いのアパートは今もあるかな
一緒に暮らしていた兄のCD棚から借りて聴いた
浮かぶ景色は雨の日のベランダ
吉祥寺の地下の本屋さん
高山なおみさんの『元気になる スパイスクッキング』
ミネルヴァの 魔法のリンゴ




浮かべながら
やっと眠くなる














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by shokanshu | 2018-08-10 23:55



静かなギターを聴きながら
今日という日を振り返る
クツクツきこえる別の音は
ネルを煮沸しているコンロから
また ギターの音に耳を澄ませて
壁にもたれる


また見つかった
何が
永遠が
海と溶け合う太陽が


この言葉をふたたび浮かべて
いつか見た夢を思い出した
金色の海
あれは夕暮れの海


手紙をかきたくなった












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by shokanshu | 2018-08-09 21:21

やさしい気持ち

雨の日に触れるピアノ
気ままに
白鍵、黒鍵に触れていく
気ままなので
毎度違う曲になる訳なのですが
いまの気持ちに素直に触れること
これだけいつも心がける
日によって違う曲が生まれる
お気に入りのフレーズができて、繰り返し弾くこともある
今日の天気 今日の気持ち
鍵盤にやさしく触れることができて嬉しい










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by shokanshu | 2018-08-07 12:42