やわらかい空



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午前中の用事を済ませ
一度帰宅して昼食を食べる
洗濯機を回しながら昼寝して
のんびりと目覚め
さぁ、珈琲豆をいただきに行こう

電車に乗る前に
家賃の振り込み、光熱費の支払いを済ませてサッパリ
中央線に乗り
読みかけの本を開く
カミュの『ペスト』は夏に開いたきりだった
ようやく続きを読む気持ちになれそう

武蔵境に着く
目的地はミネルヴァ
角を曲がると素晴らしい夕焼け
この景色を見るために今日ここへ来たのかも なんて
珈琲豆、紅茶、ハーブティーの仕入れ
忙しく仕事をしているミネルヴァさんとお話しできて爽やかな心地

帰りの電車 阿佐ヶ谷で降りる
ご無沙汰してしまった黒猫茶房さんへ
深焙りのマンデリンとガトーショコラを頼む
今日一杯目の珈琲
濃いめにいれてくださった
優しい味わい やわらかい
珈琲ってほんと、そのひとの味
黒猫さんは優しいひとですね

高円寺まで歩く
高架下の道
頭上に電車の走る音
この道を行けば迷わない
駅が近づき
久しぶりにレコード屋さんへ
欲しかったもの、聴いてみたいと感じたもの
いい出会いがあったと思う

帰宅して洗濯物をとりこみ夕飯の支度
美味しく作れたぞ

あぁ、充実した一日でした
映画を観ようかな お借りしてずっと観られないでいたDVD
冷蔵庫に缶ビールがあったはず
いい夜になりそうです



































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by shokanshu | 2018-10-30 22:02

月の夜(すこし遠く)

朝まで歩くことにした
地下に潜って
空など見なかった
きこえてくる 軽やかな音楽
ベタッとさせないそれが
明るい外と繋がっている

しばらくして 扉が開いた
コートを脱ぎ、向かいの席に座るひと
そのひとは
目を逸らさない
スケッチをすることを理由に
わたしも逸らさないことにした
少しつりあがった目
その奥に見つけたもの

気づくと外にいた
青くなる空
月の形が変わった?
あれは
上弦だったか
下弦だったか












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by shokanshu | 2018-10-25 23:38

月の夜

今夜は満月だったと思う
散歩に出かけて
いつか見つけた優しいひと
暗い灯りのなか詩集をひろげて
おいしいビールは黒い色をしていて
ここで飲んだから酔ったのだと思う

帰宅して水を飲む
もうすこし歩いていたかった
































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by shokanshu | 2018-10-24 01:16

白いカーディガン

細かい花柄のワンピース(白×黒)
黒い瞳 黒い睫毛 眉毛も黒い
長くのびた髪も黒
最後に白いカーディガンを羽織ったらほっとした
エプロンは白 腰紐のところだけ淡いグリーン


青いベレー帽のお話の続き
白いカーディガンで場面が浮かばないかな
赤い林檎と冬のはじまり
















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by shokanshu | 2018-10-21 23:56

青いベレー帽

彼女は帽子を手にとると
昨日のことを考えた
夜更けに歩いた道
突然現れた扉を開ける
(知らなかっただけで、もうずっとずっと前からそこにあった)
地下へ続く階段をゆっくり降りる
広がった場所は茶色
普段聴かない、賑やかな音楽
人の気配がいくつかあり
そのうちに消えた

道を歩く
肩を並べ、繋いだ手は今夜は繋がない
やわらかな向かい風
木の葉が紅葉している
赤い実を見つけた

雨がやんで静けさが満ちる
月が満月に近づく










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by shokanshu | 2018-10-20 23:48

お茶とおむすび

クラリネットの音で目が覚める
ラジオからしばらく続いている
楽器の音は声
話しているみたいだなぁと思う
そのうちにチェロに変わって
いまはお笑いの方たちの賑やかな声
もうすっかり冷たくなったお茶をすすりながら
すこし笑った

さぁ、支度をしますかね



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by shokanshu | 2018-10-19 10:22

窓辺のダリア

洗ったフライパンをコンロの火で乾かす
すこし目を離したら
火をつけているのをもう忘れていて
もくもく煙があがるくらい熱してしまった
換気扇だけでは足りなくて扉を開けた

扉を開けると
目の前に手押し車のおばあさん
道に迷ってしまった
道案内する
それから、一休みに寄ってくださった

窓辺の席
カモミールティーと林檎のケーキ
壁の絵を眺め「どなたが描いたの?」
わたしです
この絵は描き加えていくから、変わっていきますよ
「まぁ…」気に入ってくださった様子
「どう変わっていくか、また観に来よう。楽しみだわ。」

20年振りにこの辺りに帰って来られたそう
懐かしい、親しみのある街だけど
木は大きくなっているし、まるで別の景色
すこしの間お喋りをして
窓の外は暗くなっている
帰り道、大丈夫かな
素敵なお客様
最年長のお客様かもしれない



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by shokanshu | 2018-10-18 18:14

耳飾り

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misaさんの写真展がはじまりました

彼女作のイヤリングを今日は一日つけてみました
耳たぶに、彼女の存在感
普段アクセサリーはつけないことが多いので
この重みは新鮮
そして
女心が育つ心地でした
この重みは、女性の重みなのか
重いけど
美しい女性になれた気がして嬉しかった

またつけようっと
















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by shokanshu | 2018-10-17 23:36

地下の喫茶店

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雨 吉祥寺
思い出深いこの街はぐんぐん変わる
時計店がタピオカ屋に変わったことを確認
向かいのGODIVAもなくなってる‥賑やかなアーケードを進み
地下の店へ降りてゆく

茶色 やわらかい灯りのなか
今日はカウンターはよして
スピーカーのそばの席を選んだ
ストロングコーヒーを頼み
運ばれてきたカップをスケッチ
スピーカーからはMiles Davisが続いている
そのうちに
死刑台のエレベーターの曲がはじまった

頬杖つきながらスケッチを続ける
青いペンがどんどん濃くなって
この一枚をとても好きになる
顔をあげて店の奥へ目をやると
手話で話しているお客さん
手の動きが賑やか
楽しい話かな
スピーカーからの振動は
どんな風に伝わっているだろう


地上へあがる
寄り道は浮かばない
駅へ向かう
途中、文房具屋さんを覗いてみる
きれいなノートを一冊買った



















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by shokanshu | 2018-10-15 23:47

雪の日に憧れる

肌寒くなった今日は
秋をこえて、冬を想像してしまう
夜が更けて0時をまわって
灯りをひとつ消した
外は変わらず真っ暗で何も見えない
窓に映る店の景色
静かなピアノ
Bill Evansを一枚聴いた

髪を切ろうか、のばそうか
冬は寒いぞ
髪留めを外して髪に触れる
マフラーを編もうかな、手袋も
毛糸が似合う季節のはじまり


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by shokanshu | 2018-10-14 00:17