言葉のかけら

下北沢へ行く機会が増えている
気になる絵を観に行き
気になる古本市を覗いた
絵を観て作家さんとの会話
言葉をさがす
古本市では言葉が飾られていた
そのひとの言葉に
自分を見つける
「詩は遅い言葉」とそのひとは書いていて
ぽたぽたとゆっくり届くという
珈琲みたいだな
ぽたぽた とゆっくりか

珈琲を飲みたい
うずさんへ向かう
すこし歩くその間
なんて珈琲を頼もう
言葉を考える
言葉のイメージで豆をブレンド
いれてくれる珈琲屋さん

「言葉のかけらをお願いします」
そう注文した
なんのことやら
わたしもよくわからないし
うずさんも困るかも
だけど、その言葉を通してのやりとりをしてみたいと思う
返事が返ってくる
きゅっきゅっと残るものがある
これがかけらかもしれない
なんて思いながら詩集の続きを読んだ

新宿へ向かう
賑やかな街
今夜は背筋を伸ばし
ぐんぐん歩く
酉の市へ
小さな熊手をひとつ買った


























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# by shokanshu | 2018-11-13 12:21

新しいノート


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FAURÉ REQUIEM
暖かな秋の日にCDをいただいた
レクイエム
悲しさというものより
清らかさ
空気が澄んでいくように感じて
心地好い風(ご近所から美味しそうな蒲焼きの匂いも)
浄化される
透明な場所

新しいノートをひらく
(数ページかいていたものは大切に破りとり、新しいノートとした)
かきはじめは少しこわい
真っ白なキャンバスと似てる
大切に始めたいし
だけど、かしこまらず自然でありたい
空腹を感じてすこし食べる
お腹を温かくしてノートに向かう
今日の言葉からはじめよう


届いた手紙

手紙に言葉はなくて
綴られていたのは写真
ある一日の時間の流れ

公園の先の古いアパート
角部屋に差し込む明るい光
昼間の賑やかな声と
ひとりで過ごした深夜の静けさ
珈琲の匂い


ノートに
あの頃使っていたコーヒーポットをスケッチした
夜更けにストーブで湯を沸かしていれた珈琲
大切に絵に向かう部屋

この部屋でも珈琲をいれる
イブラビムモカ
珈琲の原種となった珈琲豆
レコードから「月光」がはじまった
清められた部屋 新しいノート
月の光を浴びていれた珈琲
なんだか儀式をしているよう
おまじないのよう

いま聴こえているのは
PEACE PIECE
とても好きな曲




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# by shokanshu | 2018-11-10 16:51

繋がり、流れをたどる

雨が降っていた
店に運ぶものの準備とメールの返信
お昼を食べて 珈琲をいれる
珈琲をいれるのが好き
湯を沸かして抽出するすこしの間
珈琲豆とやりとりをする
むかし働いていた喫茶店
「豆と仲良くならなくちゃね~」そう話してくださったcさん
とてもたのしそうに珈琲をたてる姿が印象的だった
沸きたての湯をゆっくり注ぐ
ふくふくと膨らんでくる珈琲豆
背筋をのばし
まっすぐに向かう

いれたての珈琲をそばに手帳をひらく
今年ももうすぐお終いだけど、メモのページが随分余ってる
いっぱいかけるなぁ
これからしたいこと
仕事として始めたいことを具体的に書いてみる
そうそう、そうだった
浮かべていた幾つものこと
やるときは 今ですね
今やらずしていつやるのだ
随分のんびりしていたように感じる
だけど
今がタイミングなのだと思う
浮かぶイメージがあってもできなかったこと
あれや これや を経て
いま 心地好いスタート
「石の上にも三年」
ほんとにそうだとおもう





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店に荷物を運んだ
途中に通る森は紅く色づき始めていた
先のほうから紅くなるんだなぁ
店の本棚から今日の一冊を選ぶ
文庫がいいな 重たくないもの…
草木染めの本を選んだ
『色を奏でる』志村ふくみ
丸の内線は読書時間
大江戸線に乗り換えてもそれは続いて
ぐんぐん読んだ
藍の一生を読んだところで目的地に着く
六本木 知人の個展へ向かう

会場へ着くとやわらかい色が広がった
まるで草木染め
さっきまで開いていた本からの繋がりのようで不思議な心地
オープニングパーティーは苦手で
落ち着いたところで早めにご挨拶して会場を出る

地下鉄は混雑 帰宅ラッシュの時間だった
本の続きが読みたかったけど開けない
諦めて意識を飛ばす
東京はひとが多いな
東中野で乗り換え高円寺で降りる
夕飯の買い物の前に伺いたかったギャラリーカフェへ
森の向こうにある村のお話
モビールの影が白い壁に揺れる
村人みんなが頼りにしているお菓子屋さんがあって
そこで作られている(イメージ)のお菓子と珈琲を待つ
白いワンピースに長い髪
やわらかな妖精のような作家さんに世界を話していただきながら
店という場所をおもう
店という場所

すこし遠回りをしてスーパーへ
冷蔵庫の野菜室を浮かべながら買い物
帰宅して料理にとりかかる
大根が煮えるのを待つあいだ
洗面所の洗濯物をたたみ
この文章をかいていた
高円寺で暮らして四年が経つ
この四年の変化のなかで
とてもたくさんの人と出会った
それ以前からの繋がり
育んできたもの 別れたもの
終わりを迎えてはじまったもの
変わり続ける毎日は
見えるもの、見えないもの
外側も内側も大きく包んでいる


夕飯を済ませて本の続きを読んだ
光の旅
色というもの
屋根にあたる雨の音
画面からきこえるニュースキャスターの声
すこし目が痛い
続いている音
息を吸って
ゆっくりはいた
















































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# by shokanshu | 2018-11-06 21:41

きょうの譜面

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今日の譜面は 馬
馬について浮かべる時間があって
色鉛筆で遊ん 紙をちぎって貼っ
uma ponny
譜面台に置いたら
なんか、いい感じ
いつもの曲(ショパンの別れの曲)をまずは練習して
それからこの譜面に向かってみる

馬が駆ける
草原を駆ける
パカラッ パカラッ
転ぶこともあるし
走りたくない 草を食むこともある
なんて想像しながら鍵盤に触れてみる
これはなかなか楽しいですね
なんにもなくて目を閉じて弾くのもいいけれど
この馬の絵をみながら弾くのは いい






























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# by shokanshu | 2018-11-05 22:03

映画の音楽


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映画のサントラを聴くのが好きで
近頃ずっと聴いているのは
「アデルの恋の物語」
先日のお休みにレコード屋さんで見つけて
素敵なジャケットに惹かれた
イザベル・アジャーニ
とても綺麗なひと
このとき19歳だったのか…
映画はまだ観ていない
何年も前から部屋にあるDVD
やっと観ることができそう

音楽から好きになった映画といえば
「バクダットカフェ」
友人の家で度々聞いて好きになって
観たら映画も好きになった
二十歳の頃
後半にマジックショーの場面があって
温かく華やぐこの時間に憧れた
手品師になろうとしたこともあったけど
教わったいくつかの魔法は思い出せるかな‥
トランプさばきから
また始めてみようかな





























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# by shokanshu | 2018-11-03 23:51