好きってなんだ?

久しぶりにゆっくり眠った
起きて、珈琲をいれてタルトを温める
おそい朝昼ごはん
「救世主の国」という名前のブレンドはエルサルバドルの豆がベース
エルサルバドルは訳すと「救世主」だそう
珈琲は優しくて太い味がした

洗濯をして、シャワーを浴びて
友人の展覧会、最終日の会場に滑り込む
元気な彼女の陶作品は、中間色が増えていた
やわらかい印象で春を感じる
大きなポストカードがたのしい
「こんなに書くことないよね」
「真ん中に すき って一言書くのはどう?」
素敵な思いつき、ちょっとやってみよう

移動の地下鉄で本を読む
地下鉄での読書は集中できていい

高円寺へ帰ってきて、伺いたかったギャラリーカフェへ
はじめましての方々と楽しい会話
店主さんと作家さん、お客さんの空気が心地好く行き交う
いいな
やわらかい宵の口

向かいの本屋さんでロシアの本についての本を見つけた
開くと素敵な装丁、絵がつづく
激しい色使いはなくて
やわらかくて
なんだろう
からだの内側に近い色、そう感じた

それからカレーを食べて、珈琲を飲んだ
カウンターの中で笛を吹いてくれるひと
笛は風なんだ と言う
息は風
じゃあ、声も風ですね
そんな会話をして
帰り道
声は風か、と思う


今日はたくさん人に会った





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# by shokanshu | 2018-03-04 23:54

三月の風

空気が軽くなった
春物のコートを出してみよう
白いシャツが着たくなる
今日は調子にのって
その先の夏のことまで考えた
かるくなる
かるくなる

縫い物をして浮かんだ景色はいくつかあって
いつか働いたお直し屋さんや
生地だけ買って、何年も作ることのできていない白いシャツ
ここは森の中
ぽっかりあいた芝生の空き地
水をまく女性はいつか観た映画のひとかな
ときどき小さなこどもが浮かぶけど
彼/彼女はすこし曖昧
晴れた夏の日に水をまく























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# by shokanshu | 2018-03-01 23:43

チューニング

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半音低い音だった
合っていると思って弾いて、歌っていたのは

なんてクリアで響く音だろう
ドキドキしながら声を出すと
ぴたりと合った
なんて歌いやすいんだろう
心地好くてずっと弾く
やめることができない
いつまでもいつまでも弾いていたい

霧が晴れたよう

そうして
待ちわびた手紙が届いた








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# by shokanshu | 2018-02-17 00:35

十二夜

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昨日はバレンタイン
店のキッチンで読んでいたのは、シェイクスピアの『十二夜』
恋のお話 お祭り騒ぎ
片思いが錯綜する

「十二夜」とは
クリスマスから十二日目の夜、一月六日のこと
続いてきたお祝い、お祭りの最後の夜

恋に落ちるのは一瞬のこと
それまでに重ねてきたそれぞれの時間
ゆっくりと温めていた好意が、パッと色づいたり
初めて出会ったそのひとに、突然射抜かれてしまったり

だれかを好きになると
毎日のことはちょっとうわの空
ぼんやりするけど、力が湧いたりもして
魔法がかかる

なんで恋があるのだろう
青い空があることや
今朝のコーヒーは苦いなぁと感じること
ラジオから遠くの音がきこえてきたり
道を行けば猫がいる
どうしてここにいるのだろう
人ってなんだ?
世界って何?
不思議なことばかり
そこに恋が生まれ
愛というものを考える時間がある

感情はぐるぐる
苦しいこともあるけれど
面白いな
ここにいることを
しっかり感じたい









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# by shokanshu | 2018-02-15 10:53

あなたのたたずまい

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# by shokanshu | 2018-02-11 16:52