絵かきの吉田くん

絵かきの吉田くんが滋賀からやってきた
展覧会に合わせて、年に何度か東京へやってくる
知り合ってから、気づけば7,8年経っていた
個展会場で吉田くんの新しい絵をみた後に
画廊のオーナーにお誘いをいただき、三人で食事した

絵かきさんと交わす言葉は
とても身近で、とても迫ってくる
素直に話せる安心感と
無意識につかうたくさんのエネルギー
考えさせられる様々なこと
画廊のオーナーが話してくださる言葉もぐんぐん響く
描き手ではなく
企画者であり、売り手である存在として
学び、考えてこられたことを話してくださった
こんな話の場にいられることがとても嬉しかった
わたしはへとへとになって帰宅
たのしい夜だった

余韻はしばらく続き
今日はずっとぼわっとしていた
絵に真剣に向かう吉田くん
絵を人生の真ん中に据える暮らしというのは
探究心 挑戦
耳を澄ませて きこえてくるもの
わたしが向かう場所は
わたしが話す言葉は

一日かけて部屋を整え
夜更けにやっと落ち着いた







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# by shokanshu | 2018-01-25 00:52

雪の日

窓を開けたら猫が来ていた
いつも物干し場でごろんと寝ている三毛猫さん
今日は物干し場の下のところに
上は雪が積もって昼寝はできないね
かるく雪かきしておきますね

雪が降る
東京の街にこんなに積もって
家の前のお寺は森のように見えた
昨日は雪で仕事が早くに終わり
地下鉄に乗って荻窪へ
画材屋さんを覗いたけどシャッターがおりていた
雪で早仕舞いかな
名曲喫茶ミニヨンへ
ココアとクッキーをそばに本を開いた
『アルケミスト』は初めて読む
とても有名な本だけど
そういえば読んでいなかった
これは贈り物
「ありがとう」の言葉と一緒にいただいたばかり
受け取って
あ、すぐに読みたいな と感じた

本との出会いは様々で
こうして誰かにいただいたりすると
いま、読むべき本なのだな と強く感じる
このタイミングで読むべき本

パウロ・コエーリョの本は
二十歳の頃に一冊読んだ気がする
『星の巡礼』だったかな‥
この『アルケミスト』は、二十歳の頃通った母校を卒業したばかりの子にいただいた
読み進めていくと
あの頃に感じた大切なもの
それが浮かんでくるようで‥
夢中になって一気に読み終えた

「前兆」
浮かぶ景色は
玉川上水沿いを自転車で行く自分の後ろ姿
夜の街灯
アルバイトしていたケーキ屋さん
雪の日
武蔵境の駅のそばのスーパー
すこし先に小金井の街
わたしは
憧れの東京にいて
だけど 賑やかさはすこし遠くにあって
短い髪とお気に入りの靴


二十歳に生まれたと感じたわたしは
高校生になりました












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# by shokanshu | 2018-01-23 14:23

夜更けの森で

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夜更けの森で見つけたもの
重なるシルエット
この壁にあるのは
たくさんのひとの気配
寝そべるひと
羽根が生えたひと
おどけた動き‥
鉛筆で縁取る
横向きのひとが多い気がする
なぜだろう
明日は色をつけてみよう
何が見えてくるだろう









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# by shokanshu | 2018-01-20 02:31

餅とコーヒー


そのまま眠ってしまった
今年の目標は睡眠
布団でちゃんと眠ること
ストーブの暖かさのまま
ホットカーペットにごろんとして
猫になった気分
今日は黒いワンピースだし、黒猫だ
なんて考えながら眠りに落ち朝を迎えた

ラジオからクラシック
チャイコフスキー 冬の日の幻想
湯を沸かして珈琲をいれる
プロコフィエフ 三つのオレンジへの恋
餅を焼く
今朝の餅はみそ餅 いただいた山形のお土産 くるみ入り
冬の朝ごはんは餅とコーヒー
珈琲をいれている間に焼きあがるのが嬉しい

伸びをした
と思ったら、そのまま眠っていた
ラジオは番組が変わって、女性の声
やわらかい 優しくて、はつらつとした声
ピーッピーッと洗濯終了の合図はすこし前に聞こえてた
窓の外は晴れ 洗濯日和だ
物干し場に猫は来てるかな
日を浴びて 目覚め
今日は何色の服を着よう


















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# by shokanshu | 2018-01-18 10:16

休みの日

布団を干して
掃除機をかけて
また眠って
起きあがる

シャワーを浴びて
水を飲む
化粧をすると、目が覚める
気分転換に
今日はふわふわとウェーブがかった髪型に
(くせ毛なのでうまくいきます)
忘れていた好きなワンピースを引っ張りだしてアイロンがけ
久しぶりに着ると華やいだ気持ち
おしゃれ をしてみたくなる
色々やりだすと出かけられなくなるので
そこそこにして外へ出る

丸ノ内線
読みかけの本を開く
いくつかある読みかけの本
革命家の本は先日やっと読み終えた
今日向かうのは『カラマーゾフの兄弟』
以前読んで、読み返している
まだまだ 読み始め

銀座へ着いた
Kajimaで絵を眺めながら
先々の展覧会を思い浮かべる
思いがけず、お話ししてみたかった方にお会いできた
飛び交う 忘れたくない様々な言葉

埴谷雄高
死霊
不合理ゆえに吾信ず

生物のこと
馬に履かせていたわらじ
適応する 適応させる

江戸時代はなぜ戦が起きなかったか


皆さんと別れ、一人駅へ向かう夜の街
一瞬、どこへ行けばいいかわからなくなる

さっさと帰りなさい あたたかい家へ
帰りたいでしょう

着いたら熱いお茶をいれて
本を読もう
読みたい本がまた増えた









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# by shokanshu | 2018-01-16 22:27